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東京都目黒区の歴史
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所在地 目黒区下目黒3-20-26 瀧泉寺(目黒不動尊)

鷹居の松跡(たかすえのまつあと)

 徳川3代将軍家光が寛永の頃(1630年頃)不動尊の近くで狩猟中に、かわいがっていた鷹が行方不明になりました。そのとき不動堂別当の実栄という僧に祈らせたところ、鷹はたちまちここにあった大きな松の枝に飛びもどってきたと伝えられています。今はその松の跡だけが残り標石が立っています。

 家光は大いに喜び、この松を「鷹居の松(たかすえのまつ)」と命名するとともにこの不動尊を深く尊信し、火災のために堂塔ことごとく烏有に帰した当寺再建のため堂塔を寄進し、寛永11年(1634)には諸堂末寺等50余棟に及ぶ壮大な堂塔伽藍が完成したといいます。



 また、歴代の将軍も家光の志を継いで参詣する者が多く、江戸庶民もその風にならい、不動信仰は隆盛を極め江戸随一の名所となりました。

  平成元年(1989)3月 東京都目黒区教育委員会
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