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東京都目黒区の歴史
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所在地 目黒区下目黒3-20-26 瀧泉寺(目黒不動尊)

 泰叡山瀧泉寺は大同3年(808年)天台座主第三祖慈覚大師円仁(えんにん)の開基で、大師自ら尊像を彫刻して安置したのに創まる。天安2年(858年)堂于を造営するに際して、大師が所持の独鈷を投じて、建設の敷地を卜したところ滝泉忽ち湧き出したので「独鈷の滝(とっこのたき)」と称してより、今なお千百有余年絶えず湧出している。大師はお堂の棟札に「大聖不動明王心身安養呪願成就瀧泉長久」と付記して瀧泉寺と名付け、貞観2年(860年)、清和の御代に「泰叡」の勅額を下腸されるにおよび山号を泰叡山と定める。爾来、関東最古の不動霊場として、幾多の霊験が伝えられている。浄域の風情は春の花、夏の滝しぶき、秋の紅葉、冬の雪と四季折々に、自然の如法の姿が、参詣される善男善女の心に安らぎをもたらしている。



    
< 目黒不動尊ご詠歌 >

 清らけき 目黒の杜の 独鈷滝

    さいやく難を 除ける不動尊




 ここに、目黒のお不動さまと諸願成就の縁を結び大願が円成するよう身代わりとなって、水を浴びて下さる「水かけ不動明王」が造立され、より清らかな心と身で、大慈大悲の不動明王に参詣できるようになったのである。

 平成8年(1996年)5月吉日 泰叡山瀧泉寺
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